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Feb.27.2003/ミヤマホオジロ
セイタカアワダチソウの種は、野鳥にとっては冬場の重要な餌のようです。大方の群落は大分食べ尽くされてしまっていますが、ほとんど手を着けられていない場所も少しですが残っています。そんな草藪で、チッ、チッとホオジロより細くてかん高い鳴き声が聞こえました。暫くすると、近くの灌木に1羽、2羽と声の主達が飛び移ってきました。黒と黄色の鮮やかなコントラスで染め分けられた冠毛と、歌舞伎の荒物の役者のような黒く太い目の隈取で登場したのはミヤマホオジロの小さな群です。西日本では珍しくない冬鳥ですが、出会うとやっぱり嬉しい野鳥のひとつです。