その群の中に一回り大きなのがいて、同じように吸蜜に余念がありません。そう、オオスカシバです。幼虫はクチナシの葉を丸坊主にしてしまう園芸家泣かせの蛾です。名の通り、羽根には付け根を残して鱗粉がなく透け透けです。この羽根は最初から透明なのではなく、羽化直後は普通の蝶や蛾のように鱗粉で覆われているのだそうです。羽化後、一飛びした途端に鱗粉が剥げ落ちるというから驚きです。そんな瞬間を写し止めるのも夢の一つなのですが。
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| Sep.07,2003／オオスカシバ（） |
| ６月から咲きだした庭のメドセージは、大人二人でも囲えないほどの大株になりました。その花に朝夕やって来るのがホシホウジャクです。最初は１〜２頭程でしたが、最近は１０頭ほどにもなり、ハチドリのように花の前で停飛しながら、長いストローを伸ばして花蜜を吸っています。 その群の中に一回り大きなのがいて、同じように吸蜜に余念がありません。そう、オオスカシバです。幼虫はクチナシの葉を丸坊主にしてしまう園芸家泣かせの蛾です。名の通り、羽根には付け根を残して鱗粉がなく透け透けです。この羽根は最初から透明なのではなく、羽化直後は普通の蝶や蛾のように鱗粉で覆われているのだそうです。羽化後、一飛びした途端に鱗粉が剥げ落ちるというから驚きです。そんな瞬間を写し止めるのも夢の一つなのですが。 |