電伝虫<ほかほか自然情報、あれこれ電光ニュース> TOP 1999年3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 20001月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10〜12月 2001年1〜2月 3〜4月 5〜6月 7〜8月 9〜10月 11〜12月 20021〜2月 3〜5月 6〜9月 10月〜 20031月〜 |
2000年2月 ・先日、マメカミツレが咲いていると三浦半島のおおさわさんがHPで紹介されていた。昨年、自宅付近でも咲いている所があったので、そこを探してみるとちゃんと咲いていた。ツメクサ程の小さな株にいくつか咲いているが、なんとも地味で小さいので見過ごしていたようだ。写真は径2.5o弱の花を顕微鏡で撮影した。(2月28日記)
・所用で明石公園を歩くと、梅の花がボチボチ咲き始めていた。万葉集では萩に次いで沢山の歌が詠まれているのは、この気品さに違いない。改築間もない明石城の白壁に似つかわしい。入り口のロウバイはさすがに盛りを過ぎていて、どうにか新しい花を見つけだして写した。(2月26日記)
・ついにツバメがやって来た。赤信号で車を止めると、正面を6羽の群れが飛んでいた(神戸市西区平野町中村)。直ぐに県道沿いの電線に止まったので、近くに車を寄せて撮影。ツバメの渡来は気温9℃の等温線に似ているという。従来の近畿の渡来前線は3月下旬だから、随分早い渡来だ(因みに、この付近での去年の記録は3月25日だった)。渡りの時期は、シベリア付近の高気圧が衰えるといった気象の変化と密接な関わりがあるから、ともかくも長かった冬もこれで終わりになるのは確かなようだ。(2月25日記)
・雨水には入り益々寒さが厳しい。暖冬も初冬の頃の思い出になってしまったようだ。田んぼの畦で元気なのはオオイヌノフグリ位のものだ(神戸市西区神出宝勢)。カメラもこの花を狙うことになる。表紙も、花リレーも、電伝虫もオオイヌノフグリで埋めてしまった。(2月22日記)
・身近な鳥の代表のひとつであるカワラヒワは、冬は留鳥のコカワラヒワと大陸から渡来するオオカワラヒワの2亜種が見られるらしい。オオカワラヒワは水田や草地などにいて、少し大柄で頭部が灰色味が強いなどの特徴があり、町中や公園で夏場も見られるコカワラヒワとは雰囲気が違うようだ。今日岩岡神社(神戸市西区岩岡町)で見た小群はどうやらコカワラヒワのようだ。(2月10日記)
・厳しい冬型の気圧配置となり、時折激しく突風が吹き抜ける。春の兆しも強風と共に遠く飛び去りそうな気配だが、アラカシの鱗芽は着実に膨らみ、芽鱗も1枚ずつはっきりと見えてきて、春は確かに近づいている。(神戸市西区岩岡町岩岡)。北風の激しい牛糞のまかれた水田では、タシギが長い嘴を糞に突っ込みながら採餌に夢中だ。(同神出町宝勢)(2月8日記)
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