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紅染の野原 |
ベニバナセンブリ |
この見られないピンクの小さな花を、水田の横の空 き地で最初に確認したのは6月13日でした。 図鑑を調べても解らないので、方々に問い合わせて、 やっと知り得たその名は「ベニバナセンブリ」。 学名をCentaurium floribumdum Robinsと言い、リン ドウ科 シマセンブリ属の北アメリカ原産の帰化植物 で、1950年代頃から各地で見られ始めたようで、アメ リカホウライセンブリとも呼ばれます。 茎は四角でやや堅く、葉は全円で十字対生です。花 は散形花序で、上部に咲きます。 最初確認したときは、チラホラ咲きだった花も、殺風 景な荒れ地の一角をすっかピンクに染めてしまうほ どに広がっています。 草丈が割合に低いので、他の植物の被圧の少ない、 河原や空き地などに見られるようです。 (観察地:神戸市西区平野町印路/写真は左が 1999年6月13日、他は同6月26日) | |
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