意外な虫に会えるかもしれません HOME
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Page4 ←春の女神登場! / ギフチョウ ギシギシはボロボロ / コガタルリハムシのその後
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Page2 ←あー、気持ちいー!/ ムラサキシジミ 少ないなー・オオミノガ
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セイヨウミツバチの飛翔 最近、「おさむメモ」の小沢さんが、ハナア ブや コハナバチなどの飛翔行動をDVで撮影 され、 素晴らしい画像を公開されています。 これを見ていると、肉眼ではなかなか捉えら れない一舜の行動が記録されていて、新た な発見があります。 シロツメクサに吸蜜に来ているセイヨウミツ バチを見つけたので、シャッタースピードを1/ 4000秒に設定し、試撮してみました。 まだ少し、ブレが見られます。ミツバチの羽 ばたきが、いかに高速であるかが良くわかり ますね。 次は、1/8000秒で試してみましょう。 (観察地:神戸市西区岩岡町岩岡/1999年6月16日) |
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華麗なる変身のために・・・ ウスバツバメガ |
花も散り、青々と茂ったソメイヨシノの葉を見 ると、あちこちに 虫に食べられた痕跡が見ら れます。食害の多い枝を中心に葉をめくって いくと、何とも派手な模様の幼虫がいます。 ウスバツバメガの幼虫です。 この成虫は、秋にサクラ並木の周りをひらひ らと飛ぶ姿を見かける、蛾の仲間では珍しく 昼間に活動する種です。成虫は灰白色の半 透明の羽で、その基部は橙黄色、翅脈は黒 色の綺麗な蛾で、なよなよとした舞姿からは、 この幼虫の姿態は少し奇異な気もします。 |
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老熟した幼虫は、葉を半ば巻くようにして、その間に繭を作ります(写真右下)。その中で蛹化して、そのまま秋の羽化を待ちます。 モモ、ウメ、サクラなどの庭木や果樹を食害する事から、害虫として扱われているのはちょっと気の毒な感じもします。 (幼虫:1999.5.29/蛹:1999.6.6/神戸市西区岩岡町岩岡) |