意外な虫に会えるかもしれません                       HOME


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マルガタアブの飛翔
先の、セイヨウミツバチの試写で、シャッタースピードが1/4000秒を越えれ
ば、何とか飛翔行動をとらえられそうな感触を得たので、今度は1/8000秒
に挑戦してみました。
ちょうどヤブガラシの花も咲き始めました。期待して覗きに行くと、案の定
花の上を、セグロアシナガバチやドロバチ類などが飛び回っていました。
マルガタアブは、セイヨウミツバチに比較し、表皮も薄く、腹部も扁平で、翼
面荷重も少ない印象を受けます。しかし、後翅はほとんど退化し、ジャイロ
の働き等が主で、揚力や推力としての機能はないため、前翅のはばたき
周波数(回数)はミツバチとそれほど変わらないのかもしれません。
飛翔中の瞬間の画像からは、なんと空中で横向きに一回転もすること、(
空気抵抗を減らすためか)足を胴体に密着させていること、ミツバチと同じ
ようにフリング(翅のひねり動作)をすることなど知ることが出来ました。
                   (観察地:神戸市西区平野町印路/1999年6月20日)